クリエイティブ・ライブス 生命尊厳意思宣言書
延命拒否-同意殺人 1.0 非移植

署名日付

目的の説明

いまや全世界において、人間の肉体的生命は保護すべきものとして扱われている。しかし、信条、将来の予想、経済状況、疾病、その他の理由によって自己の肉体的生命の延長を望まない者もいる。

このような者の肉体的生命を延長させることは、なによりも当人の生命の尊厳を害することになる。

上記のため、この宣言書に基づき自己の肉体的生命の取扱について意思を宣言する者(以下、宣言者という)は、理由または原因がいかなるものであれ、自己の肉体的生命が終了または短縮するときにはそれを受け入れ、延長のための措置を拒否する。加えて、宣言者は、目的および理由を問わず自身の肉体的生命を意図的に終了または短縮させられることを承諾し、同意する。この宣言は、第三者にいかなる形態であれ要求されるものではなく、完全にみずからの意思にもとづくものである。

  1. 私は、いかなる状況におけるいかなる延命措置をも拒否します。延命措置とは、肉体的生命の持続期間を延長することを意図するあらゆる措置をいい、食物や水分の投与、心肺蘇生、人工呼吸、除細動および投薬を含みますが、これらに限られません。
  2. この宣言は、合理的に実施可能な措置によって健康を回復しうる場合にも適用されます。すなわち、私が治療可能な疾病におかされ、または治療可能な外傷を負った場合にあっても、治療をおこなわないでください。
  3. 延命措置を差し控えていただいた場合、私および私の家族は、いっさい法的責任を問わず、いかなる形態での非難もしません。
    1. 適用法において救護または治療の義務を負う方に対しても同様です。
    2. 前項に規定する場合、私は、法務関係者(裁判官、検察官、陪審員、裁判員その他の地位や職名を問わず、法律的な決定に参加する方をいいます)の方に、この宣言書にもとづいて延命措置をさしひかえた方に対する罪状、刑罰および非難を、可能な限り軽減していただくようお願いします。
  4. 私は、合理的に実施可能な措置によって健康を回復しうるか否かを問わず、疾病または外傷を負って自己の意思を 表明できなくなった際には、安楽死を施してくださるよう医療関係者の方にお願いします。
    1. 安楽死とは、肉体的な苦痛の感覚をとりのぞきつつ、肉体的生命の持続期間を短縮または終了させる措置をいいます。
    2. 上記の安楽死を、技術的、法律的、またはその他の理由により施すことができない場合は、肉体的な苦痛の感覚をとりのぞく措置をお願いします。このさい、肉体的生命の持続期間を延長させることがないようにご配慮ください。
    3. 私は、上記の行為が有罪とされる場合、法務関係者の方に、上記の行為を行った方に対する罪状、刑罰および非難を、可能な限り軽減してくださるようお願いします。
  5. 目的および理由を問わず、著しい苦痛を与える方法によるものを除き、私を殺害することを許諾します。殺害とは、肉体的生命の持続期間を終了させることを意図するあらゆる措置をいいます。
    1. この条項にもとづいて私が殺害された場合、法務関係者の方には、当該の殺害行為に私の同意があったものとして判断し、その行為が無罪とならない場合には被殺者の同意がある殺害行為のうち法典が定める最も軽い罪状によって扱い、殺害者の方に対する罪状、刑罰および非難を、可能な限り軽減してくださるようお願いします。
    2. この場合、私および私の家族は、殺害者の方に対し、いっさい法的責任を問わず、いかなる形態での非難もしません。

自筆署名